軍艦島を訪問する②

軍艦島の訪問する①の続きです。

船をつけて、いよいよ軍艦島に上陸だ。
今回は初訪問ということもあり、敢えて予備知識なしでの上陸にしてみる。予備知識があるとその分楽しめるのだが、パッと見た時の高揚感や行きつくまでのワクワク感が欠けてしまう気がしたためだ。


どんな感じなんだろう。想像がつかない。足場が悪いとかはないだろうけど、まさに映画進撃の巨人の世界観そのままなんだろうかと。廃墟群が醸し出す寂しさとか老朽化と陰影が静かで重い雰囲気を漂わせているとか、妄想は膨らむばかり。
が、上陸して印象は一変。


コンクリでがちがちに整備されている。誘導路がある。


飛行機の格納庫見学とかすると、柵がない。自由度もあるけど、マナーとモラルを守った見学会になる。
軍艦島でもこれを想像していた。

でも実際は、柵に囲まれてコンクリできれいに整備されたスロープ。いやーこれはびっくりですよホント。しかも島の1/4しか見て周れない。ドラマとかで出てる部分はもっと反対側の方らしい。だったら宣材写真とかに載せるなよと言いたくなる。


ちょっとがっかりしたと言ってる会話も耳に入ってきた。みんな、柵の向こうを、世界観を壊さないように、撮影する。


桟橋を出て右側の風景。学校やかつてコンベアー的な施設だった跡が残る。
日々風化・崩壊が進んでおり、台風が来るたびにいろいろ壊れていっているそう。



桟橋を抜けて広場に出た。広場から見た正面・左側の写真。
自然が作った無垢な感じ、人がいなくなった虚無感みたいなものが次第に感じられてくる。


広場を抜けて島特撮ものや戦隊ヒーローもので巨大化して戦った後のような光景が広がる。

進撃の巨人風...(笑)


あっという間の上陸。上陸時間は1時間くらい。往復の乗船時間を考えると、3時間程度で周れてしまうお手軽スポットであった。


今回の九州旅企画のメインイベントであったのだが、あまりにもあっけなく終わってしまった感が否めない。ここ目的で来るより、他と掛け持ちして船に乗れたら来る、くらいの感覚で来ればよかったなぁと。軍艦島のミュージアムへ行こうか迷ったがガイドさんの説明で満足してしまったためなし。

角煮饅食べて夕飯までホテルでゴロゴロして長崎訪問は終わり。翌朝のかもめで博多入り。


長崎って、広いし結構都会だった。都会ゆえに、観光地を求めるなら他の場所に行ったほうが良いだろう。実際ハウステンボスやバーガー等、有名観光地は長崎から北に行った佐世保にある。アクセス的にも、佐賀・福岡との掛け持ち観光がちょうど良いかもしれない。


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